AKB48が1日、千葉・セブンパークアリオ柏で「梅雨を吹き飛ばせ」スペシャルイベントを行った。

ショッピングモールでのフリーライブイベントで、ファンとともに、多くの買い物客も足を止め、3000人が駆けつけた。この日は、48グループ総監督の向井地美音(21)をはじめ、柏木由紀(27)岡田奈々(21)小栗有以(17)込山榛香(20)倉野尾成美(18)が登場。「ポニーテールとシュシュ」「大声ダイヤモンド」「恋するフォーチュンクッキー」など5曲を披露した。

これまでソロデビューイベントなど大事な場面で雨が多く、グループきっての“雨女”とも言われる柏木だが、この日は青空がのぞいた。「もともと根拠はないんですけど…。こみちゃん(込山)が晴れ女らしいので、勝ちましたね」と笑顔を見せた。

3月には東京ドームシティラクーアガーデンでフリーイベントを開催した。発案者の1人でもある柏木は「AKBの中でもライブは大事な部分で、いろいろな方に見てもらいたかった。私もショッピングモールで遠巻きにアイドルを見るのがもともと好き。たまたま買い物に来てくれた方にも見てもらえて、今のAKBを知らない人にも興味を持ってもらえたらうれしいです」と狙いを説明した。

グループでは、大黒柱だった指原莉乃(26)が卒業し、例年6月に行われる選抜総選挙も今年は開催されない。柏木は「総選挙がなくて、代わりのイベントをしてくださいというファンの方も多かった。普段はこの時期は個々の戦いになってしまうけど、大規模(なイベント)ではないかもしれないですが、こうしてグループで頑張ろうとなればいいと思います」と話した。