歌手野口五郎(70)が14日、東京・赤坂のサントリーホールで「野口五郎 GORO NOGUCHI CONCERT 2026 A new chapter~新たな章へ~」を開いた。NHK交響楽団(N響)、そして長女のピアニスト文音(24)をバックに「青いリンゴ」「私鉄沿線」「甘い生活」など、全20曲を熱唱した。
1971年(昭46)5月1日に演歌歌手としてシングル曲「博多みれん」でデビューして、名前と同じ56年目。同年8月の2曲目のシングル「青いリンゴ」からアイドル路線に転じて大ブレーク。翌72年には、当時の最年少の16歳10カ月でNHK紅白歌合戦に出場した。
野口は「こんな素晴らしい会場で歌えるのは幸せ。このホールの残響時間は2・1秒で音が最も美しく響く。客席からの拍手の音もよく聞こえるんです。そして、日本で最高峰の演奏家たちの音で歌えるのは光栄。今も歌っていられることに感謝して、これからも頑張っていきたい」と笑顔を見せた。
途中、郷ひろみ(70)、18年に63歳で亡くなった西城秀樹さんとの「新御三家」の曲を連続で熱唱。郷の「哀愁のカサブランカ」ではギターを弾きながら、「ブルースカイブルー」では西城さんの歌声を流して共に熱唱、最後に自身の「愛よ甦れ」を歌い上げた。
野口は「お盆の季節ですね。横に秀樹がいるのかな」。そして「愛よ-」の作曲家で17年に79歳で亡くななった平尾昌晃さんを「その辺に座って、見ていてくれるのかな」としのんだ。
文音は昨年3月に東京音楽大学器楽専攻ピアノ演奏家コースを卒業して、プロとして活動している。この日は、野口の74年のヒット曲「甘い生活」の編曲も担当した。父娘共演に、今年創立100周年を迎えたN響を迎えて、大みそかのNHK紅白歌合戦での共演も期待される。「大みそかの紅白で今日の再現を」の質問には、無言で笑顔を見せた。



