AKB48から国内外の姉妹グループへの移籍が決まっている鈴木まりや(21)高城亜樹(21)仲川遥香(21)の3人が31日、東京・秋葉原の「AKB48

 CAFE&SHOP」で行われたスマートフォン専用チャンネル「NOTTV」の冠番組「AKB48のあんた、誰?」の生収録に参加し、AKB48として最後の仕事に臨んだ。

 鈴木は上海に本拠地を置くSNH48に、高城と仲川はインドネシア・ジャカルタのJKT48に移籍する。鈴木は同番組23回目の出演で、仲川は14回目、高城2回目。この日は、3人の姿を一目見ようと、平日としては番組史上最多の観覧希望者153人が集まり、抽選で選ばれた約40人が客席を埋めた。

 番組内では、3人の門出を祝して、その場ですしを注文して壮行会を開催した。注文の電話を担当した仲川が「えっと、まず、ウニ10!」と大胆に切り出すと、続けざまに「大トロさび抜きと、ツブ貝のさび抜きと、お刺し身の盛り合わせを2人前と3人前と、あと、ウニ10!」と注文。進行役のチキチキジョニーから「頼みすぎや!」とつっこまれ、会場は笑いの渦に包まれた。途中、半年間3人と共演したお笑いコンビトップリードもサプライズ出演し、花束やDVDをプレゼントするシーンもあった。

 収録を終えて、仲川は「『あんた、誰?』に出させていただいた半年間は、幸せな思い出でいっぱいです。きっとまた、JKT48として番組に帰ってくると思うので、待っていてください。絶対、成功して戻ってきます!」と力強く宣言した。高城は「本当にたくさんの方に支えられているんだなと思いました。また、ここでお会いしましょう。ありがとうございました」と頭を下げた。鈴木は「本当に最後みたいになっちゃって本当に寂しい…」と号泣。それでも、「SNH48に入ったら、他の番組を乗っ取って、『SNH48の、ニー誰?』(中国語であんた、誰?の意)をやれるように、頑張りたいです!」と笑顔で締めくくった。

 3人の所属グループは、11月1日からそれぞれの移籍先に切り替わる。