AKB48の新体制が1日始まり、新チームKが東京・秋葉原のAKB48劇場で初日公演を行った。8月にこの日からのチーム改編(組閣)が決定していた。

 新体制はチームA・K・Bの3チーム制。それぞれのオリジナル曲だけで構成する新公演の完成まで、既存のAKB48グループの曲の中からメンバーが披露する曲を選ぶ「ウェイティング公演」を行う。この日も、先月末で消滅したチーム4の代表曲「走れ!ペンギン」や、SKE48のデビューシングル「強き者よ」NMB48のデビューシングル「絶滅黒髪少女」など姉妹グループのシングルメドレーも披露。今までのチームK公演ではあり得なかったナンバーが次々に披露された。

 アンコール2曲目の「ファーストラビット」を終えると、先月までチームKのキャプテンだった秋元才加(24)が「優子は、エースもキャプテンも同時にやって大変だったと思う。チームをよくしようって頑張ってくれた」と新キャプテン大島優子(24)をねぎらった。他のメンバーも次々とうなずいて同調。安堵(あんど)した大島が号泣する場面もあった。