AKB48グループの第1回ドラフト会議(11月10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪)の候補者29人が19日、横浜市のパシフィコ横浜で行われたAKB48グループの握手会イベントに初参加した。

 9月の3次オーディションを通過した未来のスター候補たちは、抽選で握手券に当選したファンたちと、1時間以上にわたって交流。神門(ごうど)沙樹さん(17)は、出身地の島根県ネタで、早くもファンから高い認知を得ていた。

 イベント前には、48グループ総監督の高橋みなみ(22)や、各チームのキャプテン12人と初対面した。メンバーから直接のアドバイスなどはなかったが、1人ずつ自己紹介をし、自分を売り込んだ。キャプテンたちが候補者たちを真剣に見つめる中、SKE48チームEリーダーの松井玲奈(22)は、口を手で押さえながら、1人で高まっていた。

 この日は午前中にもダンスレッスンがあり、29人は早朝からフル稼働だった。48グループの戸賀崎智信総支配人は「普通にオーディションを通過したメンバーが、デビューに向けて受けるレッスンよりもしごかれている」と明かした。