乃木坂46生田絵梨花(16)が、音楽プロデューサー佐久間正英氏(61)と共演を果たしたことが11日、分かった。新曲「バレッタ」(27日発売)に収録のメンバー1人1人の個人PV(プロモーションビデオ)に、生田のピアノ弾き語りに合わせ佐久間氏がベースを弾く映像が収められる。

 2人は親戚同士。過去に親族の葬儀で1度顔を合わせただけだったが、今年8月、佐久間氏が末期スキルス胃がんであることをブログで告白したことが再会のきっかけに。9月に生田が「佐久間さんは実は親戚でお父さんのいとこです」とブログに投稿。これを受け佐久間氏が「いつか一緒に音楽ができたら!」とオファーし、10月都内スタジオで共演が実現した。

 佐久間氏は「もうこれは奇跡としか言いようのない出来事かもしれない。ほんの一瞬で、2つの音が解け合って行くのを感じた。素晴らしい出会いが生まれた」。関係者によると、佐久間氏は「僕にとって最後の録音になるかもしれない」とつぶやいていたという。