AP通信などによると、米国で1977年に少女淫行(いんこう)事件で訴追された後、保釈中に国外逃亡したまま作品を発表し続けている映画界の巨匠ロマン・ポランスキー監督(75)が2日、訴追の取り消しを米ロサンゼルス郡地裁に申し立てた。

 当時の検察と担当判事が事件に関して違法に接触していたことが分かったとしているが、詳しい主張は明らかにされていない。来年1月に審理が開かれる。

 ポランスキー監督はロサンゼルスで少女への淫行事件を起こし、有罪を認めたが78年、量刑言い渡し前にフランスへ渡航。以来、米国に戻っていない。

 「ローズマリーの赤ちゃん」(68年)などで知られるポランスキー監督は、03年に「戦場のピアニスト」でアカデミー監督賞を受賞をした際も、米ハリウッドでの授賞式には出席しなかった。