俳優桐谷健太(30)が4日、都内で行われた映画「オカンの嫁入り」(呉美保監督)の初日舞台あいさつで、「いい女は何歳になっても僕はいい女やと思ってるんで、ホンマに。幼稚園児だろうが、おばあちゃんだろうが」と豪語した。桐谷は劇中で女優大竹しのぶ(53)と結婚するが、「年は数字。気持ちがしっかりしていれば、いい女はいい女」と、執拗(しつよう)に「女論」を繰り返した。

 桐谷のあまりの迫力に、劇場内に「どん引きムード」が漂い始めた。一部の女性ファンに「頑張れ」とエールを送られると、桐谷は「何、この空気?

 頑張れとか…全然、頑張ってるし」と苦笑いした。そんな桐谷の「独り相撲」ぶりに、大竹は「もう慣れてるんで大丈夫」と切り捨て、主演の宮崎あおい(24)も「私もしのぶさんと一緒です」と笑って受け流した。桐谷は宮崎に「楽をしすぎ!!」と突っ込むしかなかった。