米映画シリーズ最新作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(スティーブン・スピルバーグ監督、21日公開)のプレミア試写会が5日、東京の国立代々木第1体育館で行われた。主演ハリソン・フォード(65)製作総指揮のジョージ・ルーカス氏(64)は、サインをしながら30分以上かけてレッドカーペットを歩いた。会場は6000人で満員、外でも約1000人が待ち受けた。

 移動費、会見、イベントなど、来日にかかった総費用は約2億円。会場は2日前からの準備と翌日の撤去作業のため、4日間借り切った。作品の舞台になった南米の古代遺跡のイメージは、ゲストやファンを喜ばせた。舞台あいさつで、フォードは「インディを演じられたのは本当に素晴らしいこと」と喜び、続編の話になると、ひざまずいてルーカス氏に出演をお願いするなど、笑わせた。同作は14、15日に先行公される。