アニメ映画「パッテンライ!!~南の島の水ものがたり~」の初日舞台あいさつが8日、都内で行われ、声優に初挑戦した女優の一青妙(ひとと・たえ=38)や石黒昇監督(70)らが登壇した。戦前の日本統治時代の台湾で、石川県出身の土木技師・八田與一(はった・よいち)が巨大ダム建設に挑むという実話を映画化。歌手一青窈の実姉の妙は「私の母が金沢、父が台湾の台北出身。不思議な縁を感じます。何でもいいのでこの作品にかかわりたいと思っていた」と振り返った。「パッテンライ」は中国語で「八田がやってきた」の意味。