歌手ゼイン・マリク(22)が現地時間25日、イギリスの人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」を脱退することが分かった。

 ゼインは現地時間19日にストレスが原因で世界ツアー「On the Road Again」を降板することを発表。彼はイギリスの女性グループ「リトル・ミックス」のペリー・エドワーズ(21)と婚約していて、世界ツアーの降板を発表する前に浮気を報道されて、否定していたばかりであった。

 そして、「ワン・ダイレクション」の公式フェイスブックで、現地時間25日に「5年の素晴らしい月日が流れ、ゼイン・マリクはワン・ダイレクションを去ることを決めました。ナイル、ハリー、リアム、そしてルイは4人で続け、今後の世界ツアーのコンサート、今年リリースされる5枚目のアルバムのレコーディングをたのしみにしています。ゼインは『ワン・ダイレクションでの僕の人生は想像を超えるものでした。しかし、5年が経って、僕にとってバンドを去る時が来たと感じています。悲しませてしまうファンに謝罪したいです。でも、自分の心が正しいと思うことをしなくてはいけません。僕が去るのは、リラックスできて、スポットライトの外でプライベートな時間を過ごすことができる普通の22歳になりたいからです。僕はルイ、リアム、ハリー、ナイルの4人の友人がいます。彼らはこれからも世界の最高のバンドを続けるでしょう』と言っています。ワン・ダイレクションは『僕たちはゼインが去るのを見るのが悲しいです。しかし、彼の決断をリスペクトし、未来のために彼に僕たちの愛を送ります。過去5年間は素晴らしさを超えていました。僕たちは一緒にいろんなことを乗り越えました。だから、僕たちはずっと友達です。僕たち4人は続けます。僕たちは新しいアルバムをレコーディングすること、世界ツアーの次のステージでファンに会えることをたのしみにしています』と言っています」と発表した。

 「ワン・ダイレクション」はイギリスのオーディション番組「Xファクター」で見いだされて、2010年に結成。世界中で大人気となった。5人をずっと応援してきたファンは、ゼインの脱退の発表に大きなショックを受けている。【ハリウッドニュース編集部】