NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインを演じた米女優シャーロット・ケイト・フォックス(29)が26日、日本芸能史を変える覚悟を示した。東京・渋谷のNHKで行われた「連続テレビ小説バトンタッチセレモニー」に、玉山鉄二(34)と次作「まれ」(30日スタート、月~土曜午前8時)のヒロイン土屋太鳳(20)と出席。日本で芸能活動を継続することについて問われた時だった。

 記者 外国人女優が日本で活動するには、役柄が限定される。覚悟はある?

 シャーロット そうね。何でかな。

 記者 日本で成功した外国人女優の例はないが

 シャーロット じゃ、私が変える。

 質問は通訳で理解するも、返答は短く鋭い日本語。コミカルに親指を立ててもみせ、「シンプルにいろんな俳優さんと仕事をしていきたい」と意気込んだ。

 土屋は、玉山とシャーロットから記念のエプロンとマグカップを贈られ、「朝ドラのバトンと一緒に心の支えにしていきたいと思います」と話した。