福山雅治(46)が28日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」の最終回に生出演後、ファンに向かって直接あいさつし、番組復活の可能性に触れた。

 番組終了後の深夜1時半すぎ、東京・有楽町のニッポン放送本社前に姿を見せた。周辺にはファン約3000人が集まっており、拡声器を使って「ありがとうございました!」とあいさつすると「ましゃ~」「ありがとう~!」と大歓声を浴びた。

 「23年間、ありがとうございます。あの~、また、多分、何食わぬ顔して、戻ってこられるようにですね。戻ってきてくださいと言われる人間であり続けなければいけないと思っていますので、これからもですね、おごることなく、デビュー25年目を迎えましたけども、戻ってきてくださいと言われるように頑張っていきたいとあらためて思いました。本当に長い間ありがとうございました」

 再び大歓声を浴びた。

 「寒いので気を付けて帰ってください、お疲れさまでした!」とファンを気遣い、何度も手を振った。その後、迎えの車に乗って去っていった。

 番組は「福山雅治のオールナイトニッポン」として92年1月にスタート。その後、曜日や時間帯を移しながら98年3月にいったん終了した。約2年のブランクをへて、00年3月、現在の番組名及び時間帯で再スタートした。番組中に飛び出す下ネタが、二枚目イメージと対照的で、男性ファンも獲得。「深夜ラジオのDJはデビュー当時からの夢だった」といい、歌手、俳優として大ブレークしてもライフワークとして続けてきたが、昨年12月に同番組内で「体力的にきつくなった」と番組終了の理由を説明していた。