5人組女性グループ、ベイビーレイズJAPANが5日、横浜市の山下公園で行われた日本のポップカルチャー発信イベント「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマカワイイパーク J-Pop Culture Festival 2015」(Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2015 パートナー事業)に初出演した。デビュー曲「ベイビーレイズ」など9曲を約2000人の前で披露。リーダー伝谷(でんや)英里香(19)は「お祭りみたいで、私たちも楽しかったです。ゴールデンウイークの最後に、いい思い出になりました」と語った。

 昨年は、グループとして目標にしていた日本武道館初公演を実現した。しかし、観客は5500人で会場を満員にできず、悔しさが残った。だからこそ、伝谷は「武道館を満員にしたい。そして、紅白歌合戦に出場したい」と言う。

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」で話題を集め、13年大みそかには企画コーナーで紅白のステージを踏んだが、正規の出場ではない。だからこそ、新たな目標に向けて、イベント、ライブを大事にしている。「1つ1つを大切にして、紅白につなげたい」。伝谷の言葉と目に力がこもっていた。