細田守監督(47)のアニメ映画「バケモノの子」(7月11日公開)が、全世界で公開されることが確実になったことが15日、分かった。

 配給の東宝によると、現時点で米国、英国、カナダ、ドイツなど36カ国・地域での上映が既に決定している。上映開始時の比較で細田監督の前作「おおかみこどもの雨と雪」の34カ国・地域を超えているという。最終的には前作と同程度で、海外配給の最大数の90カ国に上映される見込み。細田作品が2作連続で世界公開になることは間違いない状況だ。

 中でも熱心な国はフランスという。前作も22万人を動員するなど、熱心な細田作品ファンが多い。「バケモノ-」の上映館数も、前作の50から200以上へと4倍増になった。国内でも前作から77スクリーン増の458スクリーンでの公開が決まっており、国内外で大ヒットが見込めそうだ。