バレエダンサー熊川哲也(43)が主宰するバレエ団Kバレエ・カンパニーが演じた期間限定上映の映像作品「海賊 in Cinema」が27日、都内で初日を迎え、作品の芸術監督を務めた熊川らが登壇した。

 世界でも上映するバレエ団が少ない作品。熊川は「面白くないんだよ。本当に話が入り組みすぎていて、筋書きが通らない。作曲家も4、5人絡んでいる。普通は1人が作曲するものだから、ブーニンと、北島三郎だっけ?」と、自虐交じりに笑わせた。

 それでも「『パイレーツ・オブ・カリビアン』を超える作品になってるんじゃないかな」と、出来には自信を見せていた。

 ほか宮尾俊太郎、浅川紫織、池本祥真が登壇した。