フジテレビ亀山千広社長(59)が15日、都内で行われた定例社長会見で、14日に放送された同局系情報番組「直撃LIVEグッディ」(月~金曜午後1時55分)第2部(午後2時55分~3時54分)の平均視聴率が1・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことに言及した。

 3月30日の番組開始以来、ワースト記録。「(番組は)試行錯誤を繰り返している。方向性が迷っているように一視聴者としても見える。でも、もう何か鉱脈見つけて、それを視聴者に視聴習慣をつけていくというところに入っているはず。夏休みが正念場」と語った。

 その上で、今後の反攻を誓った。「一番堪えているのは現場だと思う。でもどういう風に(低視聴率を)生かすか。企画会議で、コンマ1でも2でも上げていく努力すると、(視聴率も)上がっていく。その機を逃さないこと。今はまだ一喜一憂するなと現場に言いたい」と力を込めた。

 4月の定例社長会見では、亀山社長は「今現在は、(視聴率に)一喜一憂して楽しみに見ている」と話していた。

 14日放送の第1部(午後1時55分~2時55分)は1・7%だった。