木村拓哉(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「Believe-君にかける橋-」(木曜午後9時)の第3話が9日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。

同ドラマは、橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長、狩山陸(木村)が「龍神大橋」を建設するため奮闘の日々を送っていたが、大人数を巻き込む事故が発生し、刑務所に収容されてしまう。手に汗握るサスペンスと、スリリングで心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大な希望と再生のヒューマンエンタメだ。

◆第3話のあらすじ

自らが設計した「龍神大橋」の建設現場崩落事故であらぬ罪を被り、「国立刑務所」に服役することになった狩山陸。だが、会社を守るために1度はふたをした真実を明らかにし、余命いくばくもない妻玲子(天海祐希)のもとへ帰るため、決死の覚悟で刑務所からの逃走を計画。わざと重傷を負い、外部の医療機関へ運び込まれる。

あとは治療期間中、何とか監視の目をくぐり、病院を抜け出すチャンスを待つのみ。ところが、不測の事態が生じる。狩山の逃走計画を見抜いていた林一夫刑務官(上川隆也)が逃走の目的を聞き出そうと、狩山に詰め寄る。

やがて、病室に戻ってきた戒護刑務官たちは仰天の光景を目の当たりにする。病室で一体、何が起こったのか?

狩山のことを執拗(しつよう)に調べる警視庁捜査一課の黒木正興刑事(竹内涼真)も新たな動きに転じる中、狩山は次々と思いがけない行動に出る。