NHK定例放送総局長会見が22日、都内の同局で行われ、「第47回思い出のメロディー」(8月8日午後7時30分)の出演者が発表された。

 71年のヒット曲「ナオミの夢」で一世を風靡(ふうび)したイスラエルの男女2人組ユニット、へドバとダビデの女性ボーカル、へドバ(71)が出演する。歌手山内恵介と一夜限りでコラボし「へドバと恵介」として「ナオミの夢」を歌う。ヘドバは現在、米で音楽活動を続けているが、ダビデは99年に亡くなっている。ヘドバは「今回、NHKで再び歌声をお届けできることは大変、光栄です。日本の皆さんと私の音楽に対する愛を分かち合えることができればと願っています」とコメントした。

 他に二葉百合子が「岸壁の母」を歌い、司会を務める松坂慶子が「愛の水中花」を披露。田原俊彦が10年ぶりに同番組に出演し、ヒット曲をメドレーで歌う。総合司会は北島三郎が務める。

 一方、平和をテーマにした音楽番組「いのちのうた」(8月4日午後7時30分)を広島、長崎、東京の3カ所を中継で結び、生放送すると紹介。総合司会をKinKi Kidsが務めるという。

 また、「ニュースウオッチ9」の前キャスター大越健介氏(53)が、BS1「大越健介が見たメジャーリーグ」(8月23日午後10時)に出演することも正式に発表した。松井秀喜氏へのインタビューや、大越氏が東大野球部時代、日米学生野球で対戦したマグワイア氏と30年ぶりに再会した様子なども紹介する。