米ヒップホップ界の大物ティディこと、ショーン・コムズ(54)が、2016年に米ロサンゼルスのホテルの廊下で、交際相手に暴行を加える瞬間をとらえたショッキングな監視カメラ映像が明るみに出た。

米CNNが入手し、衝撃を与えている。

コムズは、当時交際していた元恋人でシンガーのキャッシ-・ベンチュラ(37)から性的暴行や虐待を受けたとして提訴され、昨年11月に示談が成立していた。

CNNが公開した映像には、部屋から出てきたベンチュラを、バスタオルを腰に巻いたコムズが追いかけ、服をつかんで床に投げ飛ばし、蹴りつけ、部屋に引きずり戻す生々しい様子が映っている。

CNNによると、現時点でコムズの弁護士からこの映像に関してコメントは出されていないという。米オンラインメディアのデッドラインは、この事件の翌日にコムズがこの映像を5万ドルで買い取ったと伝えており、ひどい暴行があったことを認識していたともみられている。

ベンチュラは19歳だった18年前に当時37歳のコムズと交際を始め、オンとオフを繰り返しながら18年頃まで交際していた。コムズは当初、ベンチュラの主張を全面否定していたが、訴訟を避けるため示談に応じたとされている。

コムズは、ベンチュラ以外の女性からも性的暴行や身体的虐待、性的人身売買などで次々と提訴され、今年3月に連邦当局が人身売買の疑いでロサンゼルスとフロリダ州マイアミの自宅を家宅捜索している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)