外国人アーティストたちよ、これがエキゾチックジャパンだ! 10月18日に還暦を迎える歌手郷ひろみ(59)が16日、千葉・幕張メッセで開かれた、夏の大型音楽フェスティバル「サマーソニック」に初出演した。「最高の郷ひろみをお見せします」と、洋楽ファンら約1万人の観客を魅了した。

 勝負服と呼ぶ真っ赤なジャケットとパンツ姿で、冒頭から「GOLDFINGER’99」でボルテージを上げ「お嫁サンバ」などのノリが良いヒット曲を連発。43年前のデビュー曲「男の子女の子」で「君たち女の子」と歌い出すと、当時は生まれてもいなかった観客たちが「ゴーゴー!」と合いの手を入れた。

 「始まる前はアウェー感を感じていないわけでもなかったのに」と笑わせ、「疎外感もなく温かく迎えてくれて感謝します。ありがとー」と投げキスした。最後の7曲目を「2億4千万の瞳」で締めると、満足そうに腕組みで会場を見渡し、ステージを3往復もダッシュ。完全燃焼した。

 大規模な夏フェスの出演は初。今年は広島や新潟のフェスに、来月の野外フェス「氣志團万博」と精力的に回る。「僕をテレビで見てただけの人たちが、生の歌声にどんな反応するか楽しみだった。くせになりそう」と笑顔で振り返った。

 還暦イヤーは、21年ぶりの俳優業復活に、シングル100作目「100の願い」(5月発売)をリリースと、例年以上に活発的。秋まで続く全国ツアー後半戦や年末のディナーショーに向けて、熱いエネルギーを充填(じゅうてん)した。【瀬津真也】