ロックユニット、BOOM BOOM SATELLITESが、脳腫瘍が再発したボーカル川島道行(46)の体調に変化があったため11月に開催予定だった活動休止前ライブを中止すると発表した。

 同ユニットは9月にニコニコ生放送で、川島の脳腫瘍が再発したと公表。それにともない11月に東阪で行うワンマンライブをもって当面の活動を休止すると伝えた。

 だが公式サイトで今月8日、川島の体調に変化があり、主治医も含めて協議を重ねた結果ワンマンライブを中止することになったと発表された。

 ベースの中野雅之(43)は、現在の川島の容体は比較的安定しているが、万一の事態に備えると説明。「川島本人も『最後のライブになるかもしれない』という覚悟と意気込みとで日々を過ごしていたので、今は誰よりも悔しくつらい思いをしていると思います」と語った。

 中野は、次回のライブや新作リリースなど「お知らせできる情報は何も無い状況」としつつも「このままフェードアウトしていくのはどうも性に合いません」と次なる動きに意欲を示す。ライブ中止を謝罪した上で「この先の歩みをどうか見守っていてください」と呼びかけた。