12年10月28日に12年ぶり2度目の上演でスタートし、何度もの延長を重ねてきた劇団四季の「ライオンキング」大阪公演が来年5月15日に千秋楽を迎えることになった。

 28日、同公演3周年を迎えた大阪四季劇場(大阪市北区)のカーテンコールで発表された。同大阪公演は12期で千秋楽となる。

 出演者を代表してシンバ役の田中彰孝(あきたか)が、来年5月の千秋楽決定を報告。「上演期間は3年7カ月、総公演回数は1196回となる見込みです。千秋楽は決定いたしましたが、1人でも多くのお客さまに作品を楽しんでいただけるよう、1回1回の舞台を精いっぱい努めてまいります」とあいさつした。

 「ライオンキング」大阪公演はここまで総入場者数108万人を超え、昨年11月には関西地区の最長ロングラン記録だった07~08年の「オペラ座の怪人」の698公演を更新していた。同公演はすでに、来年2月28日までのチケットを販売している。