フジテレビは17日、小堺一機(59)が司会を務める「ライオンのごきげんよう」(月~金曜午後0時55分)を来年3月いっぱいで終了すると発表した。前身番組「ライオンのいただきます」が始まった84年10月から数えて31年の歴史に幕を下ろす。総ゲスト数は1万人を超え、通算で同局歴代10位の長寿番組だった。小堺は「人生の半分もの期間、毎日テレビに出させていただきました。来年還暦を迎えるということもあり、そういう意味では節目なのかなということを感じます」とコメントした。

 「ごきげんよう」は91年1月にスタート。サイコロの出た目でトークのテーマを決めるコーナーが人気だった。今月17日現在で通算6126回。サイコロトークは1万9239話。最高視聴率は93年4月29日の22・2%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)。

 同局は後継番組について「まだ何も決まっていません」。現在は同番組に続く時間帯で昼ドラマが放送中。一部でこちらの終了も報じられた。関係者によると、両番組の後継は生放送の情報番組となる見込みだ。