女優水野美紀(41)が6日、都内でNHK主演ドラマ「逃げる女」(9日スタート、土曜午後10時)の会見に出席した。

 ドラマは、えん罪が晴れて8年ぶりに刑務所を出た女性が、裏切った親友を捜す姿を描く。会見には、共演した仲里依紗、賀来賢人、遠藤憲一も出席した。

 水野は「演じたのは、共演者の方と敵対する役。現場ではほとんど話もせず、目も合わせず、仲良くもせず、とても緊張感のある距離感を保ってきています。しっかりこの役を全うし、皆さんとお酒を飲みに行きたい」と話した。また、刑事役の遠藤について「自白を強要される場面では、ちびるかと思いました」。

 主人公に近づく謎の女性を演じた仲は「今日はきれいにメークして、きれいなワンピースを着せてもらってご機嫌です。劇中では、短パンで生足で半袖で走り回っていたので」と笑わせた。

 刑事役の賀来は「人間のもろさを感じる作品」、遠藤は「1話を見て傑作と思った。監督と水野ちゃんに『傑作おめでとう』とメールした」と話した。