NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインのあさを演じる波瑠(24)が7日、同大阪放送局で、新春恒例の局長懇親会にゲスト出演し、名前にちなみ「ハル(春)まで(収録を)頑張ります」とダジャレで新年の抱負を語った。

 昨年は12月26日の収録を最後に、31日の大みそかは紅白歌合戦に出演。年始休暇に入り、今月4日から仕事を再開していた。

 「ほんとに休んでました。紅白(の出演)が終わって、ホテルに帰って、紅白の続きを見て、その後はほんとにすることがなかったので、年明けからの撮影のセリフを覚えていました」

 昨年5月から続く長丁場の朝ドラ収録で、つかの間の休息だったが、新年明けの仕事に備えていたという。「いつもは次のセリフ、次のセリフ、でしたけど、暇だからセリフを覚えるって、なんか新鮮でした」と笑った。

 紅白では、NMB48が主題歌の「365日の紙飛行機」を歌い「あらためて聞いて、勇気をもらえる歌だなと思った」といい、紅白出演は「大きな財産になった」と振り返った。

 収録は3月上旬まで続く予定で「まだ2カ月、もう2カ月? ですが、本当に実りのある1年だったと思います。3月の放送終了まで、あれ? 4月(実際には4月2日まで)ですか? 春まで、きちんと最後まで完走したい」と、昨年5月の収録スタート当初へ思いをはせた。

 番組スタート時は幕末の設定で、衣装も和装。現在は洋装に変わり「実際のあささん(モデルの広岡浅子)も、ドレスが動きやすくていいとおっしゃっていたそうですが、私も(洋装に変わって)ラッキー! と思っています」と笑顔で語り、収録を再開するためにスタジオへ向かった。