三代目 J Soul Brothersが12日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われたグループ初のドキュメンタリー映画「Born in the EXILE」の公開初日舞台あいさつに出席した。

 昨年行われたドームツアーの舞台裏を中心に、グループの歴史や、メンバーの素顔に迫った作品。自宅でインタビューに答えるシーンもあったELLYは「郵便物を取りに行くところまで撮られていました」と照れ笑いした。

 保母浩章監督は「ELLYだったら断らないと思ったんです。実は登坂(広臣)にも自宅を撮らせてくれとオファーしたのですが、案の定あっさり断られました」と暴露。登坂は「ELLY以外全員NGだと思いますよ!」と釈明した。

 メンバー全員がELLYの自宅に行ったことがないと分かると、ELLYは「じゃあ、今日、来てくれていいですよ。打ち上げしましょう」と提案した。

 途中、岩田剛典(26)は「久保監督は…」と名前を間違え、メンバーたちから総突っ込みにあうシーンも。「すみませんでした…」と平謝りだった。EXILEや三代目JSBのミュージックビデオなどを多数手掛け、今年7月16日公開の映画「HiGH&LOW」で監督を務める久保茂昭氏と混同してしまったものとみられ、保母監督は「久保監督もいるからね」とフォローしていた。

 両親や兄ら、家族も一緒に映画に出演した山下健二郎は「おやじが映画に出ることをすごく喜んでくれていました。親父は2月9日で還暦を迎えたので、最高の親孝行ができたかなと思います」と笑顔を見せた。

 登坂は「奇跡のような巡り合わせで7人が出会って、いまこうして活動させていただいています。ファンの方々との出会いも奇跡だと思っています。そういう運命だったり、奇跡みたいなものをどんどんたぐり寄せて活動していきたい。みなさんにもっと喜んでもらえたらと思います」とあいさつし、大歓声を浴びた。