お笑いユニット「ザ・プラン9」が11日、大阪市内で、結成15周年記念公演「ブルース」(4月23~24日、大阪・HEP HALL)を発表し、今秋をメドに新メンバーを募集することを明らかにした。

 脚本家としても活動するリーダー、お~い!久馬(43)は、もともと「大人数で芝居をやりたい」としてユニットを結成。最大5人までふくらんだが、今は浅越ゴエ(42)ヤナギブソン(39)と3人だけ。すでに鈴木つかさ、なだぎ武士が脱退しており、久馬は「あと2人はほしい」と話す。

 「男前と女性が足りないので、そのあたりがほしい。もう、なだぎとかおらんし、友近とか入ってくれんかな」と、理想のメンバー候補を口にした。

 一方で、芸人側から加入希望もあるといい、それは久馬、浅越、ヤナギブソンの3人によると「桂三度、西川かの子」とか。

 桂文枝に弟子入りした元「世界のナベアツ」こと、三度には「お前の看板、でかすぎるからイヤや」と拒否。西川きよしを父に持つかの子にも「公演とか、けいこ、打ち合わせのたびに、お父さんから、おすしの差し入れとかくるから、気い使ってしゃあない」とお断りの意向だ。

 新メンバー募集については、今秋までをメドとし、「オーディションか、スカウトか」その方法など詳細は、検討中とした。来春まで続く15周年行事中にはデビューさせる方針。

 15周年の第1弾は、今回の「ブルース」からスタート。15年前のユニット結成時、初開催したコントライブで、3カ所で同時進行するシチュエーションコントを描くものになるという。