東日本大震災から5年を迎えた11日、東京・千代田区のアーツ千代田3331で「第3回3.11映画祭」が開幕した。「3・11」をキーワードに、そこから未来を問う16本の映画を14日まで上映。初日のこの日から、熱心な映画ファンが駆けつけた。同所のほか、北海道から福岡県までの約30のサテライト会場でも、同趣旨の上映会が有志により行われている。

 この日は同会場で、周辺の地域で働く人々らを集めての震災ワークショップも初開催された。参加者は地域で震災が起きた場合を想定し、議論を行った。その後、東日本大震災が発生した午後2時46分には、約100人の人が集合し、黙とうをささげた。

 また、ホールの天井が崩落し、専門学校の卒業式に出席していた女性講師2人が死亡した、同区の九段会館にも献花台が設置された。事故を受け、11年6月に廃業したが、会館を運営していた日本遺族会が毎年、3月11日には献花台を設置してきたという。関係者は「(遺族の)お気持ちを察し、慰霊されるように献花台を設置いたしました。遺族会として誠心誠意、対応させていただいております。これからも献花台の設置は続けていきたい」と話した。