お笑いタレントのふかわりょう(41)が、自身が司会を務めるTOKYO MX「5時に夢中!」を降板したタレントの岡本夏生(50)の行く末を案じた。

 岡本は同番組の火曜レギュラーを4年半にわたって務めてきたが、29日放送をもって降板した。この日のエンディングで岡本は降板する理由のひとつとして、過去の放送でインフルエンザが完治していない疑いがあるまま出演したことで周囲に迷惑をかけてしまったことを挙げ、「ご迷惑をお掛けした皆様、本当に申し訳ありませんでした。深く反省し、今日限りで番組を降りることになりました。今までありがとうございました」と謝罪した上で別れを告げた。

 しかしこの理由に納得がいかないファンは多い。岡本は同番組ではこれまで数々の騒動を巻き起こしてきた。過激な衣装やコスプレ姿を披露し、また歯に衣(きぬ)着せぬ発言を連発するため失言も一度や二度ではなかった。現に、最後の出演となった29日放送でも、誘拐された中学女子生徒が2年ぶりに保護された事件に関して岡本が発言したコメントについて、番組側はすぐに訂正して謝罪する一幕があった。

 そうしたことは多々あっただけに、岡本の明かした降板理由をいぶかる声はネット上にも数多い。降板の理由はほかにあるのか、真相は不明だが、いずれにせよ岡本は唯一のレギュラー番組を失ったことは事実だ。岡本のブログコメント欄には降板を悲しむ声が、放送翌日の30日までに1000件を超えて寄せられている。

 ふかわは、そんな岡本と同番組で長年共演していただけでなく、一緒にイベントを開催するなど、岡本からの信頼が厚い。29日放送では「本当に大事な柱の1つだったんですけど」と岡本の降板を惜しんでいた。

 そして29日夜に更新したブログでは「これからも、糸が切れてしまわないように。たこが空を飛んでいられるように」と短いながらも、岡本を案じた。