NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の16日の平均視聴率が、23・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが17日わかった。14日は22・2%だった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%だった。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。初回からすべて連続20%超えを続けている。

 16日の回は、女学校の5年生になった常子(高畑充希)。卒業後に結婚する生徒が多い中で、常子は家計を助けるために就職先を探すが、女性の職業は男性に比べて給料が安い。

 新しくやってきた教師・東堂チヨ(片桐はいり)は、女性だからと、してはいけない、できない、といった価値観に疑問を投げる。感銘を受けた常子に、さらに雑誌「青鞜」を貸す。「元始、女性は太陽であった」で有名な平塚らいてうが創刊したものだった。なんと「あさが来た」と、ここで「らいてう」つながり。

 青鞜を夢中で読む常子。そのころ、妹の鞠子(相楽樹)も進学したい、と悩んでいた、という新しい展開に入った回だった。新任教師の片桐はいりのインパクトは強い。