歌手渡辺美里(49)が8月20日に行われる「2016神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)に出演することが24日、決定した。神宮球場にライブ出演する。美里にとって05年まで20年続いた西武ドーム以来の、スタジアムライブで「11年ぶりですからね、今からしっかり投げ込みしますよ(笑い)」と張り切っている。

 高校時代、花火大会といえば神宮で「開催当日は外苑を歩いてました。デビューしてからは夏は縁あって所沢(西武の本拠地)に通いましたが、今回、念願のステージに立つことができます」と喜んだ。

 「夏が来た」「サマータイム・ブルース」などの夏の曲も多く、「美里祭り」と呼ばれるほど、野外ライブに定評がある。一方で、デビュー31年目の今夏は6月26日のミューザ川崎シンフォニーホール、7月8日の大阪・フェスティバルホールなどでオーケストラコンサートを行う。まったく趣向が違うが「オーケストラでさらに歌の世界を深く追求しながら、ライブやスタジアムでは今も自分らしくいられる。どちらも私の顔ですが、神宮では思いっきりはじけます」。

 1986年8月、女性ソロ歌手として初めて野球場に立ってから30年。1万2000発の大輪とともに、真夏の美里が神宮にやってくる。