V6の森田剛(37)が、メンバーの井ノ原快彦(40)のことを嫌いだったという過去を明かした。

 森田は27日、井ノ原が司会を務めるNHK「あさイチ」に生出演。他局の番組に出演した際に、井ノ原のことを「嫌い」と発言したことについて真意を尋ねられた。

 初対面の相手の印象を出会って3秒で直感的に決めてしまうという森田は、ジャニーズのオーディションで一緒になった井ノ原を見てすぐ「嫌いだ、この人」と思ったのだという。温和なイメージの井ノ原だけに、有働由美子アナは悪印象に驚いたが、森田は「今の感じじゃなかった。ヤンチャなお兄ちゃんっていうか。怖かったのもありましたね、太いジーパン穿いて」と、当時の井ノ原について語った。

 井ノ原も「(当時の自分は)トゲトゲしてたんだろうね。床までつきそうな、こんな(長い)チェーンしてたし」と太いジーパンと長いウォレットチェーンというヤンチャなスタイルだったことを明かし、有働アナに「あなた、そんな時代もあったのね」と驚かれた。

 しかし同じグループになり、井ノ原は森田にとって直の先輩となった。「だいぶ、可愛がってもらった。先輩なのでその関係は今も変わらない。どこかピリッとするっていうか」と、親しい仲にも先輩後輩の緊張感あることを示した。

 井ノ原に対する今の気持ちを訊かれた森田は「普通」とそっけない回答で有働アナを苦笑いさせたが、「今は“好き嫌い”じゃないですから」と、20年以上も苦楽をともにしてきたメンバーとの固い絆を表現した。