歌手山本リンダ(65)が1日、東京・中野サンプラザホールで、歌手生活50周年記念コンサートを行った。

 開演前、取材に応じたリンダは「デビューして10周年くらいの気持ちです」と駆け足で走ってきた半世紀を振り返った。66年に「こまっちゃうナ」で歌手デビューしたアイドルが、70年代に「どうにもとまらない」でアクション歌謡の先駆者となり、「狂わせたいの」「狙いうち」などのヒットを飛ばした。当時のセクシーな衣装について「間違いなく『元祖ヘソだし』です。斬新すぎました」と振り返った。

 今後については「一生、歌手で頑張ります。次の50周年を目指すの。私の場合は喉だけでなく足腰も大切ですからね」と生涯歌手を宣言した。

 還暦を過ぎても美貌とスタイルを維持するこつは「まずは水分。そしてバランス良く食べることと運動です。黒酢も毎日飲んでいます」と話した。

 公演では「喉だけでなく、足腰も大切」と言う通りの激しいアクションを何度も披露。約2時間で27曲を歌い、約2000人のファンを何度も沸かせた。