音楽評論家湯川れい子さん(80)の「生誕80年 音楽評論家55年 作詞家50年」を祝う会が17日、都内のホテルで行われ、親交の深い約1000人が祝福に駆けつけた。

 会の前半では、80年の歩みを紹介した「ヒストリーVTR」を放映。ライブパフォーマンスでは多彩なゲストが湯川さんの手がけたヒット曲を熱唱した。

 松本伊代は「センチメンタル・ジャーニー」、西田ひかるは「人生変えちゃう夏かもね」、稲垣潤一は「ロング・バージョン」、鈴木雅之は「ランナウェイ」などのシャネルズメドレーで大いに盛り上げた。

 ゲストステージのラストには長渕剛が登場。湯川さんのことを「お母さん」と慕う長渕は、祝宴にピッタリの「乾杯」をプレゼントした。

 宴に駆けつけられなかった海外からも多くの祝福コメントが届いた。ポール・マッカートニーは「僕からのたくさんの愛を贈ります」。シンディ・ローパーは「私もあなたのようになりたいわ」。ほかにもフリオ・イグレシアス、オリビア・ニュートン・ジョンらもメッセージを届けた。

 メモリアルイヤーを記念して、書籍「音楽を愛して、音楽に愛されて」が今月25日に出版される予定。湯川さんが監修・選曲をしたコンピレーションアルバム「作詞コレクション」「洋楽セレクション」は今月15日に同時発売された。