結婚12年になる夫マイケル・ロックウッド氏との離婚申請に踏み切ったリサ・マリー・プレスリー(48)だが、離婚原因の1つに、ロックウッド氏がプレスリーのお金を使い込んでいたことがあるようだ。

 プレスリーの弁護士が米情報サイトTMZに語ったところによると、ロックウッド氏は結婚生活の間、夫婦の財政面を取り仕切っており、プレスリーは父エルビス・プレスリー関連の収入も含め、一切、管理していなかったという。

 しかし、夫婦関係が悪化するにつれ、ロックウッド氏の金銭面でのだらしなさに気がつき始めたらしい。特に、アメリカンエクスプレスの請求書10万9000ドル(約1145万円)分が未払いとなっていたことを理由に、プレスリーが訴えられた一件には大分ショックを受けたようだ。

 プレスリーの弁護チームは、結婚生活の間に使われたすべてのお金について調べるため、法的監査を開始したという。夫妻は婚前協約は交わしていないものの、結婚後に財産その他に関する協約を交わしており、プレスリーが離婚しても、父エルビスの莫大な遺産は守られるとみられている。

 プレスリーはマイケル・ジャクソンや俳優ニコラス・ケイジとの離婚を経て、2006年、ミュージシャンのロックウッド氏と4度目の結婚をした。同氏との間に7歳になる双子をもうけている。(ニューヨーク=鹿目直子)