EXILEや三代目 J Soul Brothersら人気アーティストが所属する芸能プロダクション「LDH」が、世界的に活躍する音楽プロデューサーでDJのAfrojack(アフロジャック=28)とマネジメント契約を結んだことが21日、分かった。

 アフロジャックはオランダ出身で、これまでビヨンセやマドンナ、クリス・ブラウン、ラッパーのピットブルら数多くの大物アーティストの曲をプロデュースやリミックス(編曲)してきた。13年にマドンナの「REVOLVER remix」でグラミー賞の最優秀リミックス賞に輝いている。DJとしても欧米で開催される世界的なフェスでヘッドライナー(主役)を務め、米専門誌「DJ MAG」によれば、昨年の年収は19億円で、世界DJ年収ランキング10位。

 今後はLDH所属アーティストの曲をプロデュースしたり、イベントの企画やプロデュースなどに関わっていくとみられる。また世界的アーティストとLDHの所属アーティストとの懸け橋となり、コラボレーションなどを実現させる可能性もありそうだ。

 アフロジャックは「今後、自分の音楽を日本のより多くの方々に聴いていただけるように、また日本の音楽を世界へ発信できたらと思っています」と話す。LDH社長のEXILEリーダーHIRO(47)は「世界の方々にLDHのエンターテインメントが伝わるのではという可能性を感じています。世界のクリエーターさんたちと、もっと多くの皆さんが喜んでいただけるようなエンターテインメントを創造していきたい」としている。