女優のアンバー・ハード(30)が、俳優のジョニー・デップ(53)は離婚を故意に遅らせていると主張していることが分かった。

 アンバーは今年5月に、昨年2月に結婚したジョニーとの離婚を申請し、配偶者扶養料を要求。アンバーはその後ずっとジョニーからドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張するが、ジョニーの元妻や元パートナーらが「ジョニーはDVをするような男性ではない」と擁護し、離婚は泥沼化している。

 アンバー側は現在ジョニーに債務情報を渡すように要求しているが、ジョニー側はアンバーが秘密保持契約に同意することを拒否しているために提供できないという書類を提出した。ジョニー側は彼らの離婚が大きな騒動になっていることで、プライバシーを守るためだと考えており、アンバー側がすでにメディアに情報を漏らしたことがあると主張している。

 この要求に対して、アンバー側は現地時間26日にジョニーに対し新たに書類を提出したとゴシップサイト「ETオンライン」は伝えた。ジョニーの秘密保持契約は彼の情報が流出されるごとに10万ドル(約1050万円)の罰金となるもので、受け入れることができないとのこと。ジョニー側の要求は離婚を妨害する策略で、「最も基本の債務情報を提供することを拒否することで、本件の進行を遅らせている」と主張している。

 また、両者は先日、裁判官を交えて6時間の和解会議を行ったが、何ひとつ解決できなかったそうだ。【ハリウッドニュース編集部】