志村けん(66)が19日夜、大阪市内の病院で肺炎の診断を受け、大阪・新歌舞伎座公演を降板し、舞台が中止となることが分かった。

 同劇場によると、志村はそのまま入院し、治療を受けているという。

 公演は「志村けん一座 第11回公演 志村魂(シムラコン)」で、東京、愛知公演を経て、この日から大阪公演がスタートしていた。大阪公演は21日まで3日間4公演の予定だったが、20、21日の残り3公演が中止になった。

 同劇場によると、志村は愛知公演後の今月17日、体調不良を訴え、肺炎の診断を受けていたが、いったん落ち着いたことからこの日の大阪公演初日は開催した。しかし、終演後に体調が悪化し、医師の指示で、舞台中止を決めた。