フジテレビ月9ドラマ「好きな人がいること」(月曜9時)の特別番外編が、台湾で制作されることになった。“柴崎3兄弟”の三男、冬真役を演じている野村周平が、台湾の豪華俳優陣と共演する。

 ドラマは韓国、香港、東南アジア各国などでも放送されて人気を集めており、台湾でスピンオフが制作されることになった。

 タイトルは「心有所屬」(日本語タイトル「好きな人がいること in台湾」)で、オール台湾ロケで制作される。台湾の海辺の街のレストランで働く女性フェイがある日、1人の日本人、柴崎冬真と出会うことから始まるストーリーという。

 主人公フェイを演じるのは、アジアを代表するトップ女優のひとりとして知られる文雨非(ウェン・ユーフェイ)。フェイに恋心を寄せる青年、テツ役は、台湾の人気アイドルグループ「SpeXial」のメンバー、Teddy(テディ)が演じる。ほかに、台湾女性アイドルグループ「A’N’D」のメンバー、ユーティンや、若手実力派のチウ・ハオチーら豪華な顔ぶれが集結した。

 フジテレビとともに制作にあたるのは、これまで台湾版「花より男子」「イタズラなKISS」などを制作しているコミックプロダクション。日本のコンテンツを24時間現地の言葉で放送しているチャンネル「WAKUWAKU JAPAN」で、11月中旬に放送される。日本でもFOD(フジテレビ・オンデマンド)で配信される。

 野村は中国語が堪能。「台湾のファンの皆さんにも見ていただけるということで精いっぱい頑張ります。絶対良い作品にしますので期待していてください!」とコメントしている。