NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の5日の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 5日の回は、「あなたの暮らし」出版に、印刷所から電話がかかってきた。「差し替えの原稿はまだなのか」という電話だった。常子は、そんな依頼はしていなかったが、印刷所は「重大な間違えがあったので、前の原稿は人目につかぬように廃棄してほしい、と言われて、信じて捨ててしまった」という。

 新たな嫌がらせだった。あと1日で新たに原稿を用意しないと発売日に間に合わない。花山や常子は徹夜で用意した。常子は、星野に電話をかけて、翌日の動物園行きの約束を断った。

 だが、子供の青葉からは「おばちゃまのうそつき」となじられてしまい、ショックだった。

 「あなたの暮らし」出版に、大東京新聞の記者(石丸幹二)が訪ねてきた。「あなたの暮らし」を取材させてほしい、という回だった。