NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の6日の平均視聴率が22・7%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 6日の回は、花山や常子はほとんど徹夜で新しい原稿を用意した。なんとか「あなたの暮らし」の最新号の印刷に間に合わせることができた。

 夜、常子が会社にいると星野と子供らが訪ねてきた。皆で作ったおにぎりを差し入れにやってきたのだ。

 その様子を、花山が見ていた。星野らが帰ったあと、花山は常子に「交際しているのか」と尋ねる。常子は、「今、そんなことをしている時期でないことはわかっているのですが」と言う。

 花山は常子に「あなたが雑誌作りに本気なことはわかっている。一度しかない自分の人生なのだから好きにしたらどうか」とも言う。花山の言葉に勇気づけられる常子であった。

 「あなたの暮らし」はヒットし42万部まで部数を伸ばした。

 その一方で、電気釜を酷評されたアカバネ電器は、怒っていた。社長の赤羽根(古田新太)は、マスコミを使って「あなたの暮らし」を邪魔しようと考えていた、という回だった。