広島が25年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた10日、広島県出身のDaiichi-TV杉岡沙絵子アナウンサー(25)も歓喜した。

 「25年前の優勝は私が0歳の時で、ずっとBクラスのカープを応援してきたので夢のようです。しかも、黒田選手が先発の試合で、誠也選手が打って決まるなんて、本当に神ってます」

 この日は赤のワンピースを購入して気合を入れ、レギュラー番組「D-sports SHIZUOKA」に出演。8日夜には、静岡市葵区川合の広島直送鉄板料理「ともぞう」で、広島ファン約30人と中日戦をテレビ観戦し、マジック1を喜んでいた。

 杉岡アナは広島女学院大学在学中に広島のホームランガールを務め、13年にDaiichi-TV入社後も熱く広島を応援してきた。

 待ちに待った日を迎え、「88歳の祖父は戦後、(球団救済の)たる募金に月給すべてを投じたほどで、家族全員がカープファンです。『ともぞう』さんでは静岡のカープファンと触れ合い、うれしかったです」と話していた。