3階級制覇を達成したボクシングのWBC世界スーパーバンタム級新王者、長谷川穂積(35)が3日、大阪市内で、20年東京五輪へ向けた卓球界の新星・木原美悠(12)にガチンコ勝負を挑んだ。

 この日は、カンテレ「よしもとJAPANの大金星(仮題)」(22日午後4時=関西ローカル)の収録。スポーツに自信のあるよしもと芸人で結成した「よしもとJAPAN」が、世界で活躍するアスリートらによる「アスリートJAPAN」と対決する企画で、長谷川は吉本チームの「スペシャル助っ人」として登場した。

 長谷川は、中学時代、卓球部に所属。これを知っていた審査員のトミーズ・雅(56)は「長谷川選手は『あのまま続けてたら、卓球でオリンピックに出られたかも』と言っていた」。続けて「中学の卓球3年間で、ボクシングの俊敏性が培われたとも言ってました」と明かした。

 一方で、本気すぎる世界王者に、同じく審査員のハイヒール・モモコ(52)は「でも、小学生相手に、あの本気の出し方は大人げなかったよ(笑い)。かわいかったけどね」と話していた。