テレビ東京で2014年の年末ドラマとして放送され、今年1月期にはレギュラー放送された俳優吉田鋼太郎(57)主演のドラマ「東京センチメンタル」の最新作が年末年始のいずれかの日に、スペシャルドラマとして放送されることが9日、分かった。

 同ドラマは吉田演じるほれっぽいバツ3独身の下町の和菓子職人・久留里卓三が、毎回異なるヒロインに思いを寄せ、良い関係になるがフラれるという「現代版・寅さん」とも評される作品。NHK「とと姉ちゃん」のヒロインを務めた高畑充希(24)と、お笑いコンビラーメンズの片桐仁(42)が前作に引き続き卓三を時に冷静に、時に温かく見守るアルバイト店員と昔なじみを演じる。

 スペシャルドラマでは、卓三の最初の妻との息子が登場。息子の結婚相手と食事会をすることになり、そこで出会った結婚相手の叔母と言い合いになってしまうが、そこで恋が始まっていくというストーリー。吉田は「中年、初老の男の複雑な思いがたくさん盛り込まれています。まだ恋に対する気持ちを捨てていない男性はもちろん、女性にも見ていただきたいと思います」とアピールした。