落語家桂三金(45)が18日、大阪市内で「桂三金の昼席三題噺」の会見を行った。

 観客から出してもらった3つのお題を折り込んで即席で落語を作る「三題噺」を11月14日~20日の1週間、大阪市北区の天満天神繁昌亭昼席で挑戦する。定席で1週間も三題噺を行うのは東西通して初めての試み。

 三金は「(三題噺を)やりたいという自分の意志があるから、プレッシャーというより楽しみ。(三題噺として誕生した)芝浜を超える落語をします」と意気込んだ。師匠の桂文枝(73)の創作落語について聞かれると「素晴らしい。超えてみせます」と“師匠越え”を宣言した。

 会見に同席した笑福亭松枝(65)は「繁昌亭に新しいスターが誕生する予感がします」と期待を寄せていた。