2日後に迫った「大阪マラソン」(今月30日)で、辛坊治郎氏の「4時間55分47秒」超えを宣言している11年度ミス東大の読売テレビの諸国沙代子アナウンサー(24)が、練習の25キロ走で“辛坊氏越え”を果たしたことが28日、明らかにされた。

 諸国アナが出演するこの日朝の同局「朝生ワイド す・またん!」(月~金曜午前5時20分=関西地区)で放送されたもので、天性の運動音痴と格闘しながら今月12日に、人生最長の25キロ走に挑んだ。

 諸国アナが走ったのは、大阪市役所から枚方公園を目指すコース。2年前の大阪マラソンで「4時間55分47秒」の記録を出した辛坊氏も同じルートを練習で走っており、本番を前に辛坊氏に挑戦。1分上回る2時間48分でゴールした。

 もともと、入社1年半で「太った…」といい、体重増加に悩んでいた諸国アナ。しかも運動は超がつく苦手で、50メートル走は12秒台という。2カ月前に大阪マラソン参戦を表明してからも、練習風景を公開するたびに「走り方からして変」など突っ込まれ放題。だが、本番直前に女の意地を発揮した形だ。

 熱烈な阪神ファンの諸国アナは、辛坊氏超えの公約を果たせば「阪神のキャンプ取材をさせてほしい」と訴えており、猛虎への情熱が闘志を突き動かしているようだ。