女優の新垣結衣(28)とシンガー・ソングライターで俳優の星野源(35)が共演してヒットしているTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)の8日5回目の平均視聴率は13・3%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 初回が10・2%でスタートし、2回目で12・1%、そして3回目で12・5%、4回目で13・0%と毎回、自己最高を更新している。新垣、星野の踊るダンスも話題で、ヒット要因になっている。

 同ドラマは、2015年に「講談社漫画賞」を受賞し、月刊「Kiss」で連載中の海野つなみの同名漫画。夫が雇用主、妻が従業員という契約結婚で、2人の間に恋愛感情は生まれるのか、という社会派ラブコメディー。

 8日は、家の中でぎくしゃくせずに済む最適な解決法として、恋人同士になろうというみくり(新垣結衣)の突拍子もない提案に驚きを隠せない津崎(星野源)。一般的な恋人同士がスキンシップとしてハグをするという行為も理解できない上、みくりには“恋人のおいしいところだけが欲しい”と小ざかしい作戦で攻め立てられ、黙り込んでしまう。ある朝、風見(大谷亮平)宅から笑顔で彼を送り出すみくりの姿を目撃した百合(石田ゆり子)は、津崎との生活がうまくいっていないために不倫をしているのではないかと疑う、という回だった。