能年玲奈から芸名変更を発表したのん(23)が20日、都内で自身が描いたオリジナルキャラクター「黄色いワンピースのワルイちゃん」の初お披露目をし、クリエイターデビューを果たした。「キデイランド原宿店」でTシャツやノート、スマホカバーなどを発売する。

 イベントに登場したのんは、自身の描いたキャラクターの衣装に合わせて、黄色いワンピースにオレンジ色のアフロ風の帽子をかぶって登場。小学生の頃の夢の1つにイラストレーターがあり、かなったことに「すごくうれしいです」と笑顔を見せた。取材陣から「アニメ化は?」と質問されると、「動いたらかわいいなと思います」と乗り気だった。

 イベント後は、芸名変更後、初めて囲み取材に応じた。事務所からの独立騒動については特に話題にならなかったが、先日発表された2019年のNHK大河ドラマで脚本を連続テレビ小説「あまちゃん」の宮藤官九郎氏が担当し、制作統括ら主要制作陣も「あまちゃん」と同じスタッフが担当することについて質問を受けると、「ニュースで見て、めちゃくちゃ面白いだろうなと思いました。絶対に見たいと思います」。出演については、「オファーきたらどうなんだろう…」と、明言を避けた。

 この日も「女優は私を形作っているものなので、一生やっていきたい」と女優業に意欲を見せた。しかし、関係者によると、今後については具体的な予定はないという。一方で、今月中にもオフィシャルホームページなどを開設するなど、仕事を受ける環境などを整えていくという。