女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の21日の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 21日は、ようやく帰還した紀夫(永山絢斗)にすみれ(芳根京子)や父五十六(生瀬勝久)たち家族は大喜びする。しかし、紀夫は変わってしまった環境に居心地の悪さを感じていた。生還祝いでもすみれたち主婦が商売をしていることを非難するなど、横柄な態度をとってしまう。過酷な戦地経験から、人を信じられなくなっていて、すみれに人を簡単に信じるなと、店を経営することに異を唱える。

 さらに自分が「坂東営業部」を立て直すと宣言するも、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)がすでに動いていることを知ると、ふてくされて他の仕事を探すと言い出す、という回だった。